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WORKING PEOPLE なかなか聞けない仕事のホンネ。人生の先輩達に聞いてみました。 今回お話を伺った職業は・・・カスタマーサポート

お仕事内容を
教えて下さい。

この職種に就かれた
きっかけは?

現在に至るまでの
ステップを
教えて下さい。

今までで一番
思い出に残って
いることは?

やりがいを
感じるところは?

「正直ここがツライ!」
というところは?

ストレス解消や
気分転換には
何をしますか?

この職種に
必要と思われる
要素は?

仕事のために普段から心掛けていることは?

ご自身の仕事における
モットーを
教えて下さい。

今後の目標を
教えて下さい。

今の若者へ
一言アドバイスを
お願いします。

お仕事内容を教えて下さい。
サイボウズはグループウェア製品を提供している会社ですが、弊社の製品を使用していただいているお客様からのいろいろなお問い合わせを受ける部署がこの松山サポート部になります。現在は北海道から沖縄まで、全国各地からのお問い合わせに対し電話とメールによって対応をしています。僕の仕事は主にその部署をマネージメントすることです。スタッフの採用・研修、現場の管理・運営、本社との連携業務などがあり、「いかにお客様により良いサポートができるか」をということを日々考えながら取り組んでいます。それ以外の業務としては、営業のサポート役として製品のデモンストレーションに出向いたいり、学校で行われる会社説明会に出ることもあります。
この職種に就かれたきっかけは?
前職ではプログラマーやシステムの営業職に就いていたのですが、ある日、サイボウズの社長の講演を聴く機会があったんです。そこで社長が「サイボウズは世界一を目指します」というふうに言い切っているのを聞いて「何でこの人たちにできて僕にできないのか」と、同じ業界の人間として何とも言えない悔しさを感じたんですね。でも話を聴いているうちに、その会社の持つ執念や思いというのがとても強くて感銘を受けまして。「今から何かを作り上げて世界一を目指すのは難しいが、世界一を目指す環境に身を置くことは可能なはず」と思い、その時から転職について少しずつ考え始めました。その後、松山で今の部署が立ち上がる際に、知人の紹介をきっかけに採用の話をいただき入社へと至りました。僕自身も、まさか40歳で転職をするとは思ってもみませんでしたね。
現在に至るまでのステップを教えて下さい。
入社後は、業務の遂行に必要な研修を受け、その後は部署の責任者として業務に入り現在に至っています。2008年の立ち上げ当初は5名だったメンバーも、この3年で約30名にまでなりました。前職では18年間努めていましたので、当然居心地も良く、メンバーも長い付き合いで、自由に仕事ができる環境でしたので、最初はやはり苦痛に感じました。自分がどこまでやっていいのか加減も分からず、最初の数ヶ月は正直「これは失敗したな」と。でも「大好きな会社を辞めて入ったからこそ、もっとこの会社を好きになってやろう」という思いでやってきたおかげで、今ではすっかり会社に馴染んで今のメンバーに対する仲間意識もしっかりできていますね。
今までで一番思い出に残っていることは?
部署を立ち上げてちょうど1年経った頃に電話サポート業務がスタートした時のことです。電話の場合はメールと違ってその場で即座に返答することが要求されるため、未経験の者が業務に就くということで、かなり危機感を持って東京本社と連携した研修計画を立てました。実際に研修が始まってみると、自分達が思っていた以上にスタッフの知識が少なく、研修でクリアすべき課題が当初予想していたよりもはるかに沢山あるということが判明したんです。そして研修を進めていくうちに、数人のメンバーが途中で耐えられずリタイアして辞めてしまい、「もう無理です」という話をするンバーも出てくるなど「これはマズイ」という状況になったんです。そこからは僕なりのやり方で研修方法に軌道修正を加え、何とか立ち上げまでこぎつけたのですが、結果的に一生懸命やってくれたスタッフや他の部署に迷惑を掛けることになりました。責任者としての自分に腹立たしさを感じながら「何か自分なりにけじめをつけたい」と、立ち上げ当日に頭を坊主にして出勤しました。スタッフには『ガリガリ君』というあだ名をつけられ大ウケでしたけど(笑)。
やりがいを感じるところは?
私たちの部署では「お客様を感動させよう」ということで日々業務に臨んでいますが、実際にそれが感じられたときは本当に嬉しいですね。以前お客様からお礼のメールをいただいたことがあり、「今までいろいろなサポートを受けたけれど、サイボウズの○○さんのサービスがNo.1です!」という内容で、嬉しさが涙とともに込み上げてきた瞬間でした。最近は、この部署をこれから先こういう風にしたいという具体的なビジョンがやっと思い描けるようになってきましたので、今はそれに向かってとてもやりがいを感じながら仕事をしています。
「正直ここがツライ!」というところは?
サポート業務はある意味「矢面に立つ」という部分もありますので、確かに大変な業務ではありますね。製品的にも限界というのが必ずありますので、どうしてもお客様の要望に応えられないときはツライです。
ストレス解消や気分転換には何をしますか?
弊社では部活動を奨励・補助しており、部署をまたがって5人以上集まれば何でも作れるんです。面白いものでは『任天堂DS部』というのがあります(笑)。普段は他の部署のスタッフたちと関わることが少ないので、部活動を通してコミュニケーションを取るということが目的です。僕の所属する『松山部』では、春にはお花見、夏には釣りなどを楽しんでいます。オフィスからすぐの所に防波堤があり、空港がすぐ隣ということもあって夕焼け時の空に飛び立った飛行機をみながら釣りをしているとなかなか風情があります。ただの飲み会になることも多々ありますけれど(笑)....。
この職種に必要と思われる要素は?
サポート業務の技術的な部分は研修などで学んで習得できますが、相手の立場に立って考えられる、気が利く、誠実に対応できる、といった人間的な部分はどうしても個人が身につけていくものになってきます。そういう部分を持ち合わせている人はやはりいいと思いますね。
仕事のために普段から心掛けていることは?
弊社では今期の業務テーマとして「公明正大」という言葉を掲げています。お客様に対しても、日常生活においても堂々とできるように、人に恥ずかしい行動を取らないように日々心掛けています。
ご自身の仕事におけるモットーを教えて下さい。
前職で営業をしていたときからずっと同じなんですが、やはり何に対しても「誠実に対応する」ということが一番大切だと思います。これはこの職種に限らず言えることだと思います。仕事ではどうしても出来ない事というのが出てくると思います、でもそこをどう誠実に、自分の出来る精一杯を見せるかで状況は違ってくると思います。過大な表現やいい加減なこと言ってしまうと、後々必ずトラブルになりますね。
今後の目標を教えて下さい。
サポートセンターというと、離れたところで業務をしている部署として捉えられがちですが、唯一お客様と直接対話をできるという意味では非常に会社にとって重要な部署でもあります。将来的には、社内にフィードバックをする、お客様に直接情報を発信するといった『起点』となる業務ができる部署になれればいいなと思っています。今のメンバーにもいろいろな役割を担ってもらって、会社の中心に位置づけられるような部署に一緒に成長していきたいです。あとは、やはりストレスも多い時代ですので、今のスタッフができるだけ心地よく、長く働ける職場環境を作っていきたいです。
今の若者へ一言アドバイスをお願いします。
今は就職も大変厳しく、学生さんの中には自分の希望する会社に入ることが出来ないこともあると思います。でも、どの会社に入ってもやりがいは自分次第で見つけていくことができると思いますので、気持ちを落とすことなく頑張って欲しいです。僕自身もそうでしたが、「自分のやりたい事が出来ない」と思っても、ある意味それは当たり前のことなので、きっといつか出来るようになると信じて、その時に自分が出来ることや与えられた事を精一杯やって欲しいですね。
カバンの中身を見せてください!
(写真奥から時計回りに)
●ペン ●財布 ●カードケース ●フェイシャルペーパー ●なんでも券 ●お守り ●似顔絵 ●本
ペンは前職の同僚から転職の際にもらったもので大切にしています。去年の誕生日に息子からもらった『なんでも券』と、数年前に娘からもらった手作りのお守りと似顔絵はいつもかばんの中に入れています。本は普段から仕事に役立つものを読むことが多く、デスクにも何冊かストックしてあります。一番最近読んだのがこの『顧客の信頼を勝ち取る18の法則』という本です。